未来へ伝える  
先人が培った伝統を守り、郷土の文化を、未来・子どもたちへ伝える。
黒はんぺん(はんべい)とは

昔むかし、焼津ではおじいちゃん、おばあちゃん達は黒はんぺんのことを「はんべ」と呼んでいました。(現在は「はんべい」)昔は、木型を使ってすり身を半分つけるので半分の片ではんぺんと呼んだとも言われています。

その当時、関東の方では白はんぺんがよく売れ出していたので、それにあやかって焼津のものは黒いので「黒はんぺん」と呼ぼうと決めたと伝えられています。

現在では、静岡県以外では、はんぺんといえば、白を思い浮かべます。
静岡県以外のお客様は「黒はんぺん」というと、白はんぺんのフワフワしている黒バージョン?と思われるかもしれませんが、焼津の青魚(さば、あじ、いわし等)を使用しているので黒く、歯ごたえも違います。

逆に、静岡県の人は、はんぺんは黒いものというイメージがあり、静岡県以外の場所白いフワフワしたはんぺんしか売っていないことに驚くようです。
白はんぺんと「黒はんべい」は商品的に別物であるといえるのかもしれません。

【食育】 “伝統”と“いま”を1枚にミックスさせ、未来へ。
私たち山徳食品は「はんべい」の提供を通じて、食の文化、伝統、安全を見定める知恵などを伝えて行きたいと思っています。

黒はんぺんは焼津に根付いた伝統の食べ物で、栄養も満点、世代を問わず美味しく食べられる「笑顔を生み出す食品」です。

地元焼津の伝統的産業として、小・中学校の社会科見学や自由研究などにも取り入れられ、工場の見学にも積極的に応えています。

【伝統】「はんぺん」じゃねぇ。「はんべい」だ! 先代久徳(ひさよし)からのこだわり
山徳食品の商品は「黒はんぺん」ではなく「はんべい」です。
これは江戸時代に半兵衛さんが生み出し、先人たちが守り通した「はんべい」を、これからも守り抜き、伝え続ける“熱い想い”からなのです。

「はんべい」を通じて、伝統や味、それにたずさわる全ての人々のこだわりをこれからも伝えて行くために、私たち山徳食品の全社員には、その心に流れるスピリットがあります。

「先人が培った伝統を守り、初代久徳(ひさよし)があみ出した「はんべい」の品質と味、そして郷土の文化を、未来へ伝える。」
先人が育んだ食文化や知恵に感謝し、伝統を守り抜き、時代のニーズに対応した「はんべい」を生み出せ。
安く作ることはできる。しかし、本来の味、安全を守るため、原料や鮮度には妥協するな。
未来を担う子供たちに安心できる魚を食べてほしい。その思いを忘れるな。

【歴史】江戸時代から徳川家康が愛してやまなかった郷土の味
焼津に黒はんぺんが誕生したのは、一体なぜ?それは江戸時代に始まります。江戸時代、駿河湾で最も獲れたのがイワシでした。でもイワシはとっても傷みやすい、魚「弱い魚【鰯】」です。

そこである日、家康公は台所方の役人「戸川半兵衛」に「もっと日持ちするように何か考えよ」と命じました。その時に考えられたのが今の黒はんぺんでした。でも名前がなかったので「半兵衛さんの作ったあれは旨い。半兵衛さんのあれを食べたい!」と言うことで話題になり、いつのまにか「半兵衛→はんべえ→はんべい」と呼ばれるようになりました。

他にも椀のふたなどに半円形に盛って作ったことから「半片(はんぺん)」という名前が付けられたとの説もあります。今では白はんぺんに対して「黒はんぺん」と呼ばれるようになりましたが、色だけではなく、原料も食べ方も全くの別物です。もちろん静岡・焼津ではわざわざ「黒はんぺん」とは言わず、「はんぺん」と呼ばれています。

【安全・安心・安定】安全な、信じられる、美味しい食品は何か?
業界トップクラスの衛生管理体制で、山徳食品は「はんべい」を通じ、正直な営業姿勢を貫き、安心をお届けいたします。価格だけに惑わされない、安全を自らの目で判断できる環境、そして消費者が悩まずに手に取れる商品提供。
山徳のこだわり

栄養や、将来の原料確保の点でも黒はんぺん(はんべい)にご注目ください。
種 類 原材料 栄 養 原料確保
黒はんぺん
サバ、イワシなど青魚 EPA、DHA、ビタミンA
カルシウム、タウリン、鉄分
資源量比較的豊富
白はんぺん タラ、山芋、卵白 たんぱく質、カルシウム タラの価格高騰
資源確保が問題か